ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

温泉宿に来て温泉はいらなくてどーするという勢いで、朝から温泉。夫も、さんざん「めんどくさい」などと言ってたくせに、案の定『ズームイン!サタデー』の撮影*1をしている男性大浴場に行ったらしかった。でも、映ったかどうかは不明です。誰か録画した人などいたら連絡ください(絶対いないと思うけど……)。
宿をチェックアウトしたあとは、外国人観光客と紛れつつ、地獄谷・大湯沼・クッタラ湖など登別の観光名所を順に巡る。いろいろと感想はあるけど、なにぶん硫黄臭さって素晴しい。登別を抜けて壮瞥あたりに向かっている途中、激しく初雪に遭ったりもした。
それから洞爺湖畔を経由して向かった先は、真狩村。私の中では、細川たかしの出身地であることくらいしか特徴のない村。別にたかし好きじゃないんだけど、一度は見てみたいと思っていた村。
まずは「細川たかし記念像*2」見物。雄大羊蹄山をバックに熱唱するたかしに雹が降ったりするのを、爆笑しながら見るという、たいそう柄の悪い私たちにも、たかしは優しく笑いかけてくれたので、あやうくその優しさにほだされそうになりました。あと、少し離れたところにある「細川たかし記念碑」ってのも見たけど、これは寂しげな場所に寂しげに立っていたので、なんだか切なくなりました……。
折しも昼過ぎの時間となり、「ハラ減った」を夫が連発するようになるも、いろいろあってご飯を食べそびれた一行は、仕方なくそのまま喜茂別方面へ。中山峠へと登っていく間に、天気はますます悪くなる。峠付近では、完全に雪。まだ夏タイヤなので、本当冷や冷やしながら走る(といっても、そもそも私はそんな過酷な条件下での運転は絶対にしない)。
あまりの寒さにちょっと参りながら、中山峠の道の駅(望羊中山って言うけれど*3、この天気では羊蹄山を望むことなどできない)に到着。あげいもとじゃがバターと南瓜モチを食べる。おやつにしては食べ過ぎ感を否めなかったけれど、美味しかったのでヨシとする。
峠を越えて札幌の街に下りれば、もう雪も降っておらず、すんなりと帰れて旅終了。
家に帰ってさらにジンギスカンディナーだった。とにかく一日中食べ過ぎたけれど、温泉効果で代謝がよくなっているせいか(はたまた寒さのせいか?)、すごくトイレが近くてドライブには不向きな一日だった気がする。
なんにせよ義母との親睦を深めることもできたし、よかったんじゃないかと思うことにしようっと。