ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

そうだ、もっと爽やかな話をしよう。
今日はとても爽やかな秋晴れの日だった。私は、昨日というかほとんど今日の朝までネットだとかいろいろな作業をしてしまったおかげで、とても寝不足だったけれど、出張先の夫からのデンワで8時半に起こされた。もし天気が悪かったら、そのまま二度寝したところだったのだけれど、あまりに良い天気なので、義務感から洗濯をした。洗濯物は、私が仕事に出かけるまでの数時間で、見事に全部乾いた。そのくらい、天気が良かったし暖かかった。
チャリンコで仕事場に向かう途中には、どんな時間帯にもたいてい同じようにチャリンコで大通や札幌駅あたりに向かっている人が沢山いる(私が帰る時には、たいてい同じように帰路についている人がいる)。私の10メートルほど前を、ほとんど同じ速度でつかずはなれず走っていた推定20代の男性(スーツ姿で、ビジネスバッグを斜めがけにしていた。チャリンコで外回りする営業マンだろうか?)が、これ見よがしに両手ばなしで自転車を漕いでいたので、とても気になった。ハンドルがあるのにそれを無視するというのはいけすかない。でも、両手を解放できたら、きっと気持ちいいだろうなとも思った。
仕事が終わった時間は、自分の希望よりは遅かったけれど、覚悟していたよりは早かった。いくら昼間があんなに暖かくても、夜は寒くなるだろうと予想して、張り切って今年初めてマフラーを持って出てきたのに、夜もやっぱり暖かかったので、マフラーはただの荷物になった。帰り道、びっくりするほど信号に引っかからなかったので、「こんなところで運を使ってしまったら、あとでろくなことがない」と思った。「きっと、調子に乗ってこのままこぎ続けたら、交通事故に遭うに違いない」とも。けれど、結果的に私は交通事故には遭わなかったし、無事に家に帰ってご飯を食べることができた。私の予想は、どうしてかいつも全然当たらない。
あれ……? あんまり爽やかじゃないな……。