ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

結婚失格/枡野浩一

まだ小説現代より。
あーと。最後に「本作はフィクションですが」とか書いてあるけど。いや物語はフィクションかもしれんけど、なんか可哀相なくらいノンフィクションぽい。
個人的な話。私が作詞の仕事やってたときお世話になった事務所のヒトが枡野さんのお友達で、是非会ってみたいと言うとその場で電話してくれたんだけど、今、保育園だかに子供を迎えに行ってるところだよーなんて返事で。会えなかったけど『本当に主夫なんだなあ』と感慨深く暖かい気持ちになっただけに、この作品読んで、ものすごい痛みを感じてしまった。
それにしても妻が夫の服を選んであげてはいけないとは私も思った。そういう妻にならないように気をつけようと思った。どちらがどちらの所有物になっても、いけない。