ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

北池袋〜御茶ノ水

昨年搾り取られた税金が北洋銀行の口座に還付されたのだが、北洋銀行って東京に(っていうか道外に)は大手町の1軒しかない。それは仕方ないとしても、お金をおろすだけでなく記帳もしたい私にとって、往復何百円もかけて銀行に出向くというのは非常にばからしいことのように思えたのです。
というわけで、家(ほぼ板橋)から大手町まで歩くという暴挙に出ました。もはや散歩というより女の意地をかけた挑戦であり、また暇人にしかありえない発想です。ていうかね、東京に帰ってから私は、何か雪の中で思うように歩けなかった札幌での鬱憤を晴らすかのようにひたすら歩いているような気がしますよ。余程たまっていたんだな。
さて、とにかく歩きます。道は全行程において歩き慣れているので、安心。所要時間もほぼ計算どおりに進……んでおったわけですが、だいたい家を出て2時間後、ちょうど御茶ノ水まで来たところで急に降雨です。しかも雷サマまで鳴ってらっしゃいます。そして私は、傘がない。しかたなく(という割にはあっさりと)諦めて電車に乗りました。もちろん帰りも電車です。それでも歩数計が14773をカウントしていたので、私は満足です。ただ、家に着いてすぐに晴れたのには多少ムッとした。
でもまあ、それはきっと神様が「それ以上歩くでない」と私に注意してくだすったのだと思います。だってひたすら歩いていると、どういうわけか「私は一体どこで人生を間違えたんだろう」とか考えはじめちゃうからね。割とお濠に身投げしそうな状態でした。歩きすぎるというのは、ほんと危険。気をつけよう。