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札幌最後のフラワーアレンジメント。
いつも車で通っていたけれど（これがなかったら私は運転などしなかったと思う）、もう車がないので、バスで行き地下鉄で帰ってみた。車運転するときよりちょっと余裕の心持ちで雪のちらつく見慣れた風景を見ていたら、ああもうこの街とはお別れなんだなあという実感が湧いてきた。最後の最後で厭なことがあってきっつい思い出が残ったけど、決してそればかりではなかった3年間。本当のところ、それなりに楽しんでたと思う。札幌はまあまあ良いトコロでしたよ。
と。花の話です。今回はなんかバスケットに入ったアレンジ。春らしい……んだと思うけど、よぐわがんね。結構もっさりと詰め込んでしまった。先生は「同じ花材を使ってもこれだけぎっしり詰められるのねー」と褒めてくれたけど、私はいつもの悪い癖だなあと思ってしまった。なんかね、何をやってもこぢんまりなんですよね。もっと花を長くしてふわっとした感じに仕上げたかったような気がするのに。まあ作品は体を表すというか、結局私がこういうせせこましい人間なのが原因だと思うので反省はしていない。
とりあえず、これはなにかとお世話になった後輩夫婦にプレゼントの予定。