ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

Love Like Rock Vol.3/aiko

結局いろいろあったけどZeppになんとかたどり着き、とりあえずビール1杯飲んだら治ったよ。これなんて禁断症状……?(いや、ちょうど薬が効いてきた時間だったんだよ。たぶん)
ライブは相変わらず愉快で軽快だった。明日もあるからネタバレになりそうなことは書かないけど、見せるところは見せて、聴かせるところは聴かせて、笑わすところは笑わせて。頭モサモサ顔テカリッチになりながらも歌って踊ってハイテンション。LLRはもっとたくさんやってほしいなあと思う。
とまあ、ライブは楽しかったんです、が。
 
滅多に怒らない私が、今日は怒ってます。Zeppの対応に。
雪の中並ばされてなかなか会場に入れなかったのは、まあ仕方ないです。Zeppの段取りの悪さは今に始まったことじゃないし、札幌だけが特にひどいとも思わない(といっても東京と札幌しか行ったことないが)。aikoが途中「みんな外で待ってるとき頭に雪積もってたやろー。豚汁サービスでもすれば良かったー」などとネタにしてくれたし。アンコールの最後の最後まで「からだホカホカにして帰ってなー」と言ってくれて、盛り上がって本当にからだホカホカ。で、さて帰り。
ロッカールームには外からしか入れないとのことで、ロッカーに荷物を預けていた私たちは一度会場の外に出ました。そしてロッカーに向かう……と、人がいっぱいで入れないんです。ロッカーに入った人が脱出するためのルートを確保していなかったために、どうにも列が動かなくなってしまった様子。
ロッカールームに預けているのは当然、コート等かさばる防寒具。つまり私たちは、防寒具なしで真冬の札幌の街角に立たされたわけです。ここ氷点下何℃だと思ってんのよ(少なくとも、夕方の暗くなってない時点で今日はマイナス6℃以下だった)。ちょうど雪もがんがん降ってたし。さっきまで汗だくだくだったのに、汗をそのままにして体冷やしたら風邪ひくでしょうが。
列が動かなくなって10分ほどの後、ようやくスタッフが取った措置は、ロッカーに入りたいA列とB列のうち、B列を一切遮断することでロッカールームに流れる人数を抑えるという、不公平極まりない手段。さっきからずっと待っていたのはA列もB列も同じなので、B列の人々(私も)は怒り心頭です。結局、20分以上雪の中に立たされて動くこともできない状態でした。生粋の道民でも、なかなかこんな薄着でこの寒い中に立たされる経験はないでしょうよ。あちこちから、「楽しかったライブが台無し」の声が飛んでました。
んでも私はまだマシでした。薄手のカット1枚しか着てないように見せかけて、実は下にはババシャツ&ルックマジック(補正目的のキャミだがとにかく厚手で保温性に優れている)を着用していたから。やっぱ少しは具合が悪かったからそんなに踊ることも出来ず、汗もたいしてかいてなかったし。
でも、私の隣やら後ろやら、いたるところに「上は汗だくのTシャツ1枚しか着てない」という人が沢山いました。これマジで死人出てもおかしくないぞ。少なくとも、ちょっと風邪気味だった人が風邪こじらせて肺炎ぐらいにはなる状況だよ。実際、私の前に並んでいた人は20分の間に見事、風邪っぴきの様相を呈していきました。人が風邪を引く瞬間を初めて見たかもしれん。
ちなみに私は風邪は大丈夫そうですが、家に帰って鏡を見たら、頬が擦りむいたみたいに細かく皮剥けてました(三十路の肌はなかなか回復しないよ!)。ほんとひどい。
というわけで明日Zepp行く人(これ読む人にいるのかは解らんけど)、少しは対応がまともになっていることを願いつつ、ロッカーに荷物を預ける際は充分に気をつけてくださいね。