ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

日高ドライブ

twodogs2005-11-10

朝まで仕事でろくに寝てない状態で(ってたぶん3時間以上は寝たんだが足りない)、有休とったTシャツさんに連れ出されてドライブ。「車で寝てていいから」と言われて乗ったものの、ほんのちょっとウトウトしてる内に着いてしまった。近いじゃねえか門別競馬場
というわけで競馬場レポ。
今まで道内と首都圏を中心にたくさんの競馬場に連れて行かれたけれど、ここは屈指の小ぢんまり度を誇る競馬場だなあ、というのが第一印象(でも小ぎれいでもあった)。入り口からスタンドまでの遊歩道(?)には未だにヒマワリが咲いてたりしてフシギだけど、長閑な雰囲気。コースはもちろん、パドックなんか、手をのばせば触れそうなくらい(だけど実際には届かないくらい)すぐ近くに競走馬を見ることが出来た。さすが馬産地。
最終開催日で重賞レースがあるからか、平日の割には人が多くて、小さなスタンドは人だらけ。おまけに、外れ馬券を持っていくと抽選で日高の特産品などが当たるイベントも多数開催!(ちなみに私は温泉入浴券などが欲しかったのに、結局なにも当たらず。先着200名にくれるという日高昆布しかゲットできず……。)なんか地方競馬場の楽しくてほほえましい部分凝縮という感じで楽しかった!
最終10Rのとき、まるで本物みたいな競馬実況をしているオッサンがいた(もちろん本物ではない)。声が大きいのですごく目立っていたからみんな振り返って彼を見ていたが、やたら流暢でなおかつアツいその実況は、なかなかのお手前であった。しかし、競馬実況をするアナウンサーになりたかったけどなれなかった人のなれの果てなんだろうかと思うと、しんみりした。インターネットで小説とか書いてる人間なんて、ハタからみたらあんな感じなんだろうね……。
じゃなくて今は競馬の話です。ちなみにちゃんと馬券も買いました。どう見ても夫婦ともども全敗です。本当にどうもありがとうございました。
気を取り直して「門別温泉とねっこ」の湯へ。
町人の憩いの場って感じだけど、とてもキレイで広い施設だった。平日で人が少なかったというのもあるかもしれないけど、掛け流しではないけれど、お湯も意外と良くて肌がつるつるした。日替わりの薬草湯もあって、今日は「きく」の日だった。なんだかおばあちゃんのにおいがした。やっぱ温泉はいいなあ。昨日までの仕事の疲れも一気に癒やせた気がするよ。
入浴後、売店に売っている日高ケンタッキーファーム名物「ばふシュー」をひとつ購入。あたりまえだけど、馬糞は入ってなかった。ただものすごく大きなシュークリーム。じゅうぶんに大きかったので、二人で分け合って食べたのだけれど、あきらかにTシャツさんのほうが食べ過ぎ。絶対自分のひとくちの大きさを解ってない。キー! と多少ケンカ。だってお腹すいてたんだよ。彼は競馬場でビール飲むときにツブ串食べてたから良いけど、貝を食べられない私は何も食べずだったのに……。
とまあ、ちょっとお腹がすいて気が立ってたけど、実際私はスイーツにあんまり興味がないので無問題。最後に鵡川の柳葉魚やさんに立ち寄って、柳葉魚(メス)を10匹ぐらい買って帰った。帰ってNHKニュース見てたら、まさに競馬場で自分らの目の前にいたNHKの腕章を着けた人が競馬場のレポートをしていて笑ってしまった。
ひょっとしたら一面雪景色になってしまう前の北海道、これが最後のドライブになるかもしれん。楽しかったから良かった。