ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

きせかえユカちゃん/東村アキコ

きせかえユカちゃん 3 (りぼんマスコットコミックス)
ずっと書こうと思ってたけどなかなか書けず仕舞いなの(という感じで、結構ここ数ヶ月漫画も小説もいろいろ読んだわりになにも書いてなかったの)で、ちょいとメモ程度なんですが。Cookieでバラバラと読んでても微妙に面白いけど微妙に解らなかったこの漫画、ブコフでサラッと1巻読んだらハマってしまって、結局新品で全巻揃えてしまった。人間関係を把握して初めて生きてくるわあ。
で、この作品の魅力って一体なんだろうと考えて到達したのが、なにしろ決して少なくない人数でそれぞれにドタバタしている登場人物が、すべてアクの強いキャラであるにもかかわらず、悪人が誰もいないということでした。登場人物すべてが愛すべき人物という、キャラクター力。すごい。勉強になります。中でも好きなのは、言うまでもなく真澄くん*1ですけど、他のキャラも本当すべていい。
ていうかまあそんなカタいこと言わなくても、普通に笑えるコメディです。エロとかシモとか全くなくて良心を感じるギャグの具合がとても私に合ってます。けっこう普通に、声に出して笑いながら読んでます。
本当はもっと色々書きたいけど、ものすげく長くなりそうなんで割愛して、最後にひとつだけ言っておくと、これドラマ化して欲しいです。フジの火曜10時枠あたりで。

*1:小学6年生の、ボソッと話すクールな美少年