ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

" Free" The True of Love/出演・Non Chords

久々にナマ音楽を聴きに行くことができた気がする。9月の岡村ちゃん以来?
今回のライブイベントの見どころは2つあって、ひとつはNon Chords藤井尚之斉藤ノブ後藤次利による新ユニット)の初ライブであったということ。もうひとつは高齢者や障害者も同じように音楽を楽しめるようにというバリアフリーイベントであること。
前者に関しては、非常に楽しめました。リズム隊+サックスという異色の取り合わせを活かした魅力ある音楽ジャンルだなあと。名前のとおり、コードを演奏する楽器のないユニットなのに、決してシンプルではなく、楽曲もとても多彩だった。2人のうるさいオッサンに囲まれた、未だなぜか青臭い感が素敵な尚ちゃん(元アイドル)という構図も、間が妙で面白い。非常に満足でした。
後者に関して。チケットに「オールスタンディング」とあったので極力身軽にして出かけたのだが、会場にはテーブルとイスが用意されていて、皆さん飲み物などを飲みながらテーブルを囲んで談笑している感じ。ライブとしては独特の空間。こういうのも楽しい。けれどひとつだけ気になったことがあって、それはトイレの問題だった。アンコールの間にトイレに行ったら、女子トイレにはそこそこ列ができていたのだけれど、私のふたつ後ろにいた足の不自由な人が、ちゃんと列に並んでいるのに、空く個室空く個室すべて和式だったので、なかなかトイレに入れずにいたのだった。今度から、会場を押さえるときに少し気にして欲しいな、と。
それはそうと、後藤次利がMCで「こんなの知ってる?」と持ってきてたハンドロールピアノ*1には、思わず目がらんらん。私は随分前から気になっていたのですが、ちょうどその日の朝、夫と二人でこれの広告を見て「これ欲しい」と話していたところだったので、タイムリーもいいとこだ。後藤次利もあんなの通販で買うんだなあとびっくりした。でも弾くのは難しいみたい(片付けようとするだけで音が出る)。慣れれば小泉今日子*2みたいになれるかな。

*1:https://www.yamano-music.com/docs/hard/handroll_piano.html

*2:1985年「大映テレビ ドラマシリーズ 少女に何が起こったか」(ASIN:B0002IJPGA)で、貧乏ゆえに紙に書いた鍵盤でピアノの練習をしなければいけなかったヒロインを演じていた。子供心に、私はえらい衝撃を受けた。