ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

おはようございます。朝からニュースで鷺沢萠さんが亡くなったと知って、吃驚しています。若いのになあ。彼女の小説が好きだったわけではないのだけれど、とにかく吃驚。その反面、「やっぱり早熟な人は早く死ぬ運命にあるのかもしれない」などとも思った。
不謹慎なことだけれど、私は人生のある地点まではそういう生き方を目標にしていたはずだ。できること・やりたいことを早いうちにやってしまって、人との繋がりはなるべく持たず(もちろん結婚などはせず)ただ孤高にも作品だけを残して、なるべく早く死ぬ。そういう、太く短い人生に憧れてた。だから、いかに若くして亡くなったとしても、生きていた証をちゃんと世の中に残せたという一点において、彼女がとてつもなくうらやましいです。ほんと不謹慎でごめんなさい。ご冥福をお祈り申し上げます。
(私は二十歳になって、自分が今さら何をしようが早熟だと言える歳ではないと気付いたので、その夢を諦めました。今は、およそ普通の人間として経験できることなら何でもしてみたいという気になっています。そうでなければ、大学も卒業しなかっただろうし就職もしなかったと思う。ましてや、たとえそれが最高の幸せの形だと言われても、結婚なんて絶対にできなかったと思う。)