ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

僕と彼女と彼女の生きる道(追記)

トラックバックが多かったので、いろいろ見て回った。
このドラマについて言及しているほとんどの人は「良かった」「号泣した」だったので、ひょっとして私はやっぱりココロがだめなんだろうか……と落ち込んだ。愛し方を身につけられず、誰かに愛情を感じてもそれを上手く表現できないがために傷つけてばかりいるのが日課となっている自分としては、親子とはいえ違う心を持つ人とすぐ心を通わせるなんて非現実的なのだがー。ひょっとして世の中の皆さんは通常ちゃんと愛し方を知って生まれてきていて、だからあの展開を自然に受け入れられるのではないか、と、思いました。
お父さんの定年退職、面白かった。と思ったら不謹慎なんだろうけれど、ああいう人いますしね。形ばかりの送別会にむりやり参加させられて、形だけならやめりゃいいのにと思っていた自分としては、あの見送りかたが気持ちよかった。あれが現実にできたらいいけれど、そうは行かないのが世間ですよ。でも会社において人望がないのは本人の責任だから、かわいそうとか悲哀とか言わない。
ついでだから言いますが、このドラマで私が一番感心しているのは、くさなぎくんと凛ちゃんの顔つきが変わっていくことです。1・2話目と比べると、表情ではなく顔つきがすごく柔らかくなっている。それを見ているのが気持ちいいです。