ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

メイキン・ハッピィ/桜沢エリカ

「金は人を幸福にするか」(あるいは「金は人を不幸にするか」)という問いに対し、「金があろうがなかろうが、幸福なものは幸福、不幸なものは不幸」ということを描いているんじゃないかなぁと思った。でも違うかもしんない。
もし私に突然18億という金が入ってきたらどうしようか考えた。
まず東京文京区内に一軒家を建てます。豪邸じゃなくて普通の家でいい。普通の家で普通の暮らしをします。これで1億。
自分の両親と夫の両親にもそれぞれ家を建ててあげるか本人たちの意向で何か欲しいものを買ってあげます。それぞれ1億。
私の弟たちには5000万円ずつくらい、何かの助けとして使ってあげます。
あとは普通に、しかし特に何にも困らないような生活が出来れば良いので、一億貯金します。仕事をしなくなる訳じゃなく、普通に働きますし。
そうなると別に欲しいものも無いし、私にはせいぜい五億くらいしか使い道がありません。やっぱり困るなあ、18億は。