ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

昭和から来た2歳児

Pはもともと昔っぽい子、昭和っぽい子と私も思っていたし周りにもそう言われることが多かった。けれど、言葉が達者になってきてそれは見た目や雰囲気だけの問題ではなかったことがどんどん明らかになり、彼は昭和から来たのではないか?という説が私の中でどんどん大きくなっているので、その判断材料をここに記す。
・食べ物の好みが古い
子どもが好きそうな食べ物いろいろ作ってもあんまり食べてくれない。よく、将来は酒飲みになるねーといわれるところの大人っぽい味覚を持った子どもっているけど、Pの場合はそれとも少し違う。一番好きな料理は、きゅうりの塩昆布和え。あとはたくあんとか、豆類。それに昆布、わかめ、海苔など海草全般は毎日欠かしてはならないアイテムとされている。ガッツリ食べたいときは味噌汁ぶっかけご飯でキマリ(わかめの味噌汁が最高)。
・UFOと言ったら突然ピンクレディーっぽい動きをした
これは、もしかしたら保育園でそういう踊りを習ってきたのかもしれない。でも、初めて「ゆーふぉー」と言いながらその動きをしたのを見たときは、たいそう驚いた。
・ライブパフォーマンスが古い
ギター大好きなPである。が、弾くというよりはギターを持ってステージに入場し、そのまま「さんくー!」と言ってまた退場していくというパフォーマンスしかできない。それはいいのだが、その「さんくー!」の言い方がどう考えても堀内孝雄。見せたことないっていうか私も久しく見てない。いろいろライブ映像とか見せることあるけど、最近のバンドで曲終わりに堀内孝雄みたいな勢いで「サンキュー」いう人ってあんまりいないよね。
・「スシ食いねェ」が好き
ええもちろんシブがき隊のそれです。なんでこの歌を知っているかと言うと、それはETVのフックブックローという優良番組でキャラクターたちが歌っていたからなので、それはよしとして。初めてこの曲を聴いたときのPの反応が、「これが俺の探してた歌だー!!」みたいな感じで感銘を受けていたように見えた。実際、そんなにめったに流れるわけではないのに、すぐにサビの部分を覚えていた。そして今でも突然思い出したように歌う。
・「いってらっしゃい」の言い方が変
毎朝、先に仕事へ行くお父さんに「いってらっしゃい」と言って見送るのが習慣となってきたが、その言い方が、桂三枝の「新婚さんいらっしゃい」風。ご丁寧にしゃがれた感じの声まで出している。もちろん「新婚さん〜」は見せたことなど一度もない。そして「何でそういう言い方するの?誰の真似?」と私が聞くと、「Pのまねよ」と、オリジナル芸であることを主張する。その言い方が面白いと思ってやっているなら、センスが昭和なのか…?
・顔が古い
なんというかこれはもう生まれたときからみんなに言われていたので…。たとえば、Pが何かしらユーモアにあふれるパフォーマンスをするときの顔や動きを表現する言葉は、「ひょうきん」以外に似合わないなと思う。でも意外と鈴木福くんとかに近い顔な気がする。
まあ、今日はとりあえずこんなところにしといてやるか…。愛情たっぷりで観察してるんですよ毎日。