ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

学校、今日はコンサルテーションの理論と実技。人から話を聞きだすということはこれまでにも取材という名の仕事で散々やったことなのでどちらかというと得意かもしれない。でも、施術について説明をするのがあまりにへたくそすぎて泣ける。これもまた、情報雑誌の校正や広告審査で下手に薬事法とかなんとか齧ったせいで(だって、まさにこういったリラクゼーション店の広告に関する表現が、ぎりぎりセーフかアウトかというせめぎ合いで毎日悩んでいたのだから)(完全アウトな表現で広告を出すバカはいなくて、隙を突くような表現を皆考えるんである)どうも口が重くなってしまうのだ。これまでの人生、役に立ったり立たなかったり、プラマイゼロといったところ?
クラスメイトと卒業後の進路について話していて、「仕事探すつもりなんですか?」と聞かれてこっちが「えっ」となる。「えー。だって、結婚して子ども産んだら、もうゴールじゃないですか」だって。いや仕事するつもりないのに職業訓練受けないだろ。つかもうこれで本当にゴールだったらいいけど、まだおそらく人生折り返したかどうかぐらいだし、残り半分を隠居になって過ごすわけにはいかないよ。と思うけど、まあ言わなかった。30過ぎてから、周囲の独身さんに「結婚さえすれば人生あがり」みたいに言われることは多々あり、反応に結構困る。結婚はオールマイティのカードではないよと言いたいけれど、そうすると彼女たちから結婚を遠ざけてしまうみたいでなんだかなーと。良いとか悪いとかじゃなく、人の妻になろうが人の母になろうが、私の人生はただ私の人生として続くというだけの話なんだけど。
P、朝は保育園で私との別れに涙するも、迎えに行ったときはゴキゲン。今日も楽しく遊んだ様子でなによりでございます。外遊びをさせてくれたり、コップ飲みの練習をさせてくれたり、たぶん手を洗うことなども教えてくれたり(お風呂のとき、流れる水に両手を伸ばして手のひらをすりすりしていた)、家では面倒くさくてやらないいろいろなことを、たった二日で目に見えるくらいPに教えてくれている。保育士さんってすばらしいな。でも外遊びは大丈夫かなという心配もちょっと。
夕方、実家に疎開していたママ友Yさんがお土産を持って帰京したというので、マンションの中庭でちょっと一緒に遊ばせる。靴をはいて二本足で歩くPの姿に、Yさん「ちょっと感動するわー」。Pもほめられて調子に乗り、Yさんの子ちゃんと一緒になって歩きまくる。しかし次の瞬間、みんなの見ている前でバランスを崩し、鈍い音とともに頭から転倒。おでこに大きなたんこぶと、なぜか鼻の脇に擦り傷を作って、泣いて帰りましたとさ。