ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

干支が一回り少々するくらいの年月、コンタクトはずっとハード派を貫き通してきたのだが、先日また一枚なくしてしまったので、途方に暮れた。私はいつもコンタクトをなくして買い換える(一度だけ、酔った勢いで捨ててきたこともありましたっけ)。だから、3年も4年も使って、あいやーさすがにコレはもう使いすぎたなあ、と新調する悦びを知らない。干支が一回り少々するくらいの年月の中で、そんな出来事は一度たりともなかった。
これはきっと、私がコンタクトをなくす運命にあるからに違いない。と、十数年目にしてようやく気がついたらしい私こと運命論者は、この歳になって嬉し恥ずかし初めての使い捨てソフトレンズを購入してきた。
どうせなくすのだから、一日使い捨てが良いに決まってると思って行ったのに、お店の人に「コスト的にはこちらのほうがお得」と勧められるまま、一ヶ月用のを買うことにしてしまった。私の意志は、コストパフォーマンスという言葉の前では、あまりに儚い。
主婦らしくなってきた、と思う。