ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

みんなが言及してるのでオラも言うぞー。って今回の芥川賞についていろいろ考えたけど、特になにも思わなかった……。金原さんのほうの作品は面白そうだから読んでみようと思いつつまだ読んでないし、綿矢さんの作品はデビュー作を読んで「あーこの人の作品はもういいや」って思ったので読むつもりなかったんだけど、どこかで「デビュー作からかなりの成長を感じる」ということを言っている人がいたので、それなら読んでみようと思ったけど読んでない。結局まだどちらも読んでないので何とも言えないのだけれど、世の中には読みもしないのにいろいろ言ってる人のほうが多いようなので、結局話題性とは若さであったり容姿であったりするわけなんだろうけれど、それ別に芥川賞の話題じゃないから。でも綿矢さんがそういう意味でもてはやされるのはとてもよく解るし、みんなそうやってよく解らない人が文壇をたまには盛り上げるべきだと思う。
私は自分より若さを持っているすべての人が羨ましいですし、芥川賞をもらったすべての人が羨ましいですが、だからといって若くして芥川賞をもらうことが羨ましいわけでは別にないなあ。経験上、自分と同い年の人がとったら、すごく嫉妬するさね。今までで言えば平野啓一郎がとった時ほど、自分の中に焦りを感じたことはない。