ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

岡村靖幸 TOUR'07「告白」

於・Zepp Tokyo。行ってきました。1人参戦です、もう岡村ちゃんは1人でしか行きません。なぜって、岡村ちゃんが現れた瞬間に同行者の存在を忘れてしまって失礼きわまりなくなるから……。
18:30頃お台場入り。人はソコソコ入ってたけど、まだ場所を選べる感じなので、とりあえずビール飲みながら様子をうかがい、ちび子さん密集の最前ブロック上手側ドア前キープ。が、開演と同時に自分より後ろにいた人たちがみんな前に流れていくので、なぜかつられて私も前へ。せっかく見やすい場所にいたのに、よりによって男女問わず170cmぐらいの人ばかりのゾーンに。アホだ。近辺には五十がらみの大人げないオッサンとか、悪臭を放ったオッサンとかいて、正直つらくなかったと言えば嘘になるけど、みんな岡村ちゃんに会いたい一心でここにいるんだよなーと考えたら許せた。そして、人と人の肩の間からかいま見える岡村ちゃんの姿に涙。
で、ライブ内容は。1曲目から、先日のぴあフェス時とは違う「いきおい」みたいなものをびしびし感じた。なんというか、ぴあの時は触れたら感電しそうなオーラだったけど、今日は逆に少しでも近くに行って触れたくなるオーラとでも申しましょうか。2文字で言うなら「色気」。3文字で言うなら「やる気」。4文字で言うなら「アピール」。まあとにかくそんな感じです。フェスと違って、ここは岡村王国という感じ? 王様は御機嫌うるわしく、前と比べて声もよく出てた。スッバラシイ。
弾き語りタイムは、ばっちり目の前で堪能しましたよ。「東京ベイベ〜 めちゃ孤独だぜ〜 独りぼっちの夜はもぉいやだぜぇ〜 僕を愛してくれるかい〜 君が愛してくれるなら〜 めっちゃイイ子ちゃんになるぜぇ〜〜〜」という、どう見ても事件を彷彿とさせる自虐的な語りの後で、「でも彼氏いるんだろ〜? え! ……結婚してるの!?」と言うなり怒ったフリして客席に背中を向ける岡村ちゃん。しかし、ぶち切れた演技で鍵盤を叩きつけた勢いで、エレピの上にあったペットボトルが倒れ、目の前で水がドボドボこぼれてます! すべての流れが絶妙すぎて爆笑。かと思えば、その直後には「友人のふり」大合唱で切なさのあまり号泣させられたり。岡村ちゃんのライブには、喜怒哀楽の感情すべてが色濃く渦巻いています。ああ、だからこれをDATEと言うのだなあ。
曲中にも、いきなり側転したり、クラウザーさんばりにエレピをレイプ(後背位)したりと、ガンガン責める岡村ちゃん(いつものキレキレダンスはもちろん健在)。最後にはもう、投げキッスの嵐ですよ。目の前でやられて悶絶。
曲もぜんぶ良かったし、とにかく最高のステージでした。なんというかもう、感無量で正直このレポも書く必要ないくらいに胸がいっぱいなのだけれど、いつかのために書いておいた。今言いたいことは、ただもう「岡村ちゃん、ありがとう」それだけ。
そして、やっくんブログ……これは良い笑顔。